美しく優れた容姿を持つ人

占星術で優れた容姿を持つ人について調べていました。ここでは、主にヴェーダ占星術で見ています。基本的には、金星がメインです。

①_1ハウスに金星を持つ。

1ハウスは自分自身の大部分を占めるハウスのため、1ハウスに金星がある人は優れた美貌を持つようです。特に金星が高揚する星座の場合は、特にその傾向が強いとの事。2ハウスの場合は顔や声を表すため、この部分のどれかが美しくなることもあるようです。7ハウスも同様の意味があるようで、これも美を表しますが、主に対人関係での発揮との意見もありました。

②_金星とラーフもしくはケートゥとの合(金星とドラゴンヘッドかドラゴンテイルの合)。

これも美貌を表すようです。それもかなり美貌です。でも、これらが他にどんなアスペクトを持つかにもよるのでしょう。金星とラーフの場合は、美しさを見せびらかすような感じで、金星とケートゥの合は、その逆のようです。地味だけど非常に美しいか、美しいけど控えめか。

③_金星と土星の合、もしくはラグナのヴァルゴッタマを持つ。

この場合、健康な体や若々しい外見になる事が多いようです。ヴァルゴッタマはヴェーダ占星術で、D1とD9のラグナ(アセンダント)が同じ星座になる事をいいますが、それが二重であれば、力も強くなる。他にも火星と金星の合で人気運を示す。金星が8ハウスにあったり、冥王星が7ハウスにある場合などは、色気的としての運を示すようです。

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4ハウスが傷ついている人

“傷ついたハウス”という言葉を目にしますが、これはどういう事でしょうか。例えば4ハウスを例に撮ってみます。4ハウスは生まれ育った環境、土地や祖国を示しますが、ここに凶星といわれる火星や土星が在住していたり、天王星や海王星など不明確な影響を及ぼす星が4ハウスにあったりすると、そのハウスの結果は予想だにしない動きを見せる事があります。

色々な情報を見ていると、幼少期の環境が劣悪、暴力や家庭内不和、独特な家訓に悩まれていたなど、4ハウスはIC付近でもあるので、こんな感じで育った環境や家庭に関しての影響があるようです。

例えば、俳優のジョニーデップを見てみると、4ハウス(IC付近)に海王星を持っています。彼の幼少期は荒れていて、しばしば家族がアルコールに溺れていたとの事ですが、海王星はドラッグを示します。また幻想や消失も示すために、4ハウスが傷ついていた事がわかります。

また、これらの尖った星だけでなく、吉星とよばれる天体がハウスにあったとしても、それが凶星の影響を受けていたり、逆行している場合も影響が出ます。逆行は何の影響もないという人もいますが、とんでもない事です。

逆行は強い影響を持っていて、これが在住するハウスは影響を確かに受けます。さらに、天体がどの星座に位置しているか、ということも重要になります。良い天体でも衰弱する星座にいては、本来の力を発揮しにくいのです。これらは、ハウスが傷ついているとも言えますし、それが4ハウスで起こる場合は、環境や母国などの環境に苦手意識を持ちやすいです。

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ムツゴロウさんの命式

水が圧倒的に多く、火が全くない命造。

畑正憲(ムツゴロウ)は、主に動物研究者としての顔を持ち、テレビ出演や映画の制作など、多面的な活躍で人気を博した文化人。命式の星は食傷が多く、印綬と比肩が加わり、官星はない。身強の命式で、食傷がよく働く。そして比肩と印綬が日干を補強し、ここに回る食傷が発信力を持つ。

大学生の時から煙草を始め、その日から愛煙家であったそう。酒をやめても尚、煙草だけは捨てることができなかったという。

特注のムツゴロウハウスも煙草の煙が、家の外に上手く漏れるように設計したとの事。火が全くない命式だから、火を好むのだろうか。火野翔平さんも愛煙家だったが、金が最も強い命式だった。余分な金を溶かす火を好んでいたのかもしれない。

作家であるムツロゴロウさんは、紙を前にすると煙草が欲しくなるのだという。煙草というのは火であり、感情や活気を示す。また、一種のドラッグである嗜好品は、海王星であり、想像力である。アーティストが酒や煙草を好むのは、想像力を極限まで高めるためのものなのかもしれない。火は心臓や血管系を示すが、火が全くないため、火は彼にとって喜神でもある。でも、医学的には血管系に煙草はダメ。

ムツゴロウさんのキーワードは”動物”ですが、双子座の金星がそれを示しているようにも思う。双子座が上手く強調されていると、火野翔平さんのように、多様な生き物を好むような気もする。私も動物好きだが、双子座には何もなく、あらゆる動物が好きなわけではない。

というか、双子座や乙女座は、水星を守護星にもつ星座だからというのもある。水星はペットを示す事もあるようだ。水星と金星のアスペクトを持つ人は、動物好きが多いというのもあるが、双子座も乙女座も水星を守護星に持つ。

そこに金星(喜び)が乗れば、影響は出るのだろう。そして、よくペットを示す時に使われる6ハウスは、従える、仕えるという事もであるので、動物好きというよりも、本人の好みに合う特定の”ペット”が好きなのだと思う。魚類学者の魚クンは、乙女座に金星を持っている。

ただまぁ、情報はまだ少ない。同じく双子座のキロンとも合だが、双子座のキロンは二元性を持つために、比較対象が現れる事にとても悩むようだ。作家をするべきか、研究者になるべきか、悩みに悩んで、相当病んでしまった時期もあったそうだ。

しかし、天才的な人を除き、四柱推命の知識だけではここまでの内容を、事前に把握することは難しい。著名人であるから答え合わせも可能だが、知らない人を前にしたら、ここまでは予測する事は難しいのではないだろうか。よっぽどすごい人なら別。私の場合は、ホロスコープも併せてみるので、出生時刻はほぼ不可欠だ。

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