スピッツの草野正宗さんを見てみます。今回は、西洋占星術のハーモニクスチャートの調波図”8″をみていきます。社会的に通ずる能力、その才能の達成といった部分を見るチャートです。
人生の目的を表す太陽と改革を表す天王星が発芽(コンジャクション)しています。太陽と天王星の合は、個性的な生き方を成し遂げる事を象徴しています。このハーモニクスチャートでは、その人が社会で認められる素質や、無意識に発揮している能力、適正などを表しています。
太陽は個性や自己実現、天王星は独自性を示すため、太陽と天王星のアスペクトを持っている人は、会社員よりも個人の才能や個性をいかした働き方や生き方が合っています。概して天王星が強く出る人は、自分を看板にする方が良い結果を得られます。
草野さんはご自身の事を、あまのじゃくっぽいと表現しているようですが、天王星は天体の中で最も天邪鬼で、変化や個性を表す天体です。
変容を好む凶星でありますが、この星の力がなければ、世の中に新しいものは生まれにくい。出る杭を生かすということが天王星の良さを引き立てる事になります。(算命学では生月中殺の人。)