ミュージシャンのビリーアイリッシュを西洋占星術で見てみました。
射手座に太陽と金星の合を持っています。彼女のファッションや外見は、華やかで有りながらもどこか現実離れした印象です。これは、射手座という性質の太陽と金星がそれぞれドラゴンテイルとコンジャクションしている事で強烈な印象を植え付けているのと、さらに赤緯で見てみても、どちらも太陽と金星が合という強力な配置を演出しています。黄径と赤緯とも同じ様に重なる惑星は、重要なメッセージ。
その意味を見た時、彼女は10代前半という若さでプロとしてデビューしたという事と、もともと備わっている天性の魅力とカリスマ性が早い段階での活動を後押しした要因になっている感じがします。太陽と金星の合は俳優、タレント、音楽家、モデルなどあらゆる芸能人によく見られます。
金星は美や芸術、太陽は自己実現、アイデンティティ。それが三つ重なる天からのギフト。しかし、キロンとも合しています。射手座は、自分の行動を動機付ける信念体系や確固たる自分の哲学を探し求める星座でもありますが、ここにキロンが位置すると、その美学や真実を見つけるのに時間がかかったり、受け入れる事が難しくなります。しかし、やがて自分の価値や美学を見つけた時、揺るぎない信念が生まれます。
ヘッドは双子座です。ホロスコープの中で強い影響力を持つ射手座の太陽と金星、この比類のない才能とエネルギーを双子座に向けることが、今回の一つのテーマのようです。また、ベスタが双子座に配置されており、消化するには良い配置かもしれない。小惑星のうち、音楽に関するものを重ねたところ、海王星との合がありましたが、ライツでは見つからず。しかし、達成のハーモ8では、太陽が魚座にあります。これが最も影響が強い。音楽はもちろん、魚座は芸術を司る星座です。