【乙女座と経営力】天才的な直感力は未来を見通す

アリババ創業者のジャックマーを西洋占星術で見てみます。

まず、火星と金星の合が獅子座と蟹座でコンジャクションしています。火星と金星の合は、前回鑑定した山崎直子さんも同じくネイタルにあり、それが木星とコンジャクションしていました。位置は蠍座です。馬氏の場合は、二つの星座を通して重なっていて、アウトオブサインのコンジャンクション。

とても強い情熱を持ちますが、異なるエレメントを持つ星座のコンジャクションになり、少々強さは弱まりますが、その分ハードアスペクトに相当する部分も弱まります。また、これは木星とセクスタイルを形成しており、膨れ上がる情熱です。彼には、「持続する情熱というのが成功を導く」という名言がありますが、まさにといった感じがします。このアスペクトは、山崎さんと似ています。

また、太陽はサビアンシンボルの乙女座18度のウィジャボードを示しています。360度あるサビアンシンボルのうち3つだけ、占い師に向くと言われている度数。直感力が非常に優れると言った意味や、深い洞察力を表す。海外のサイトも見ていますと、同じく洞察力や直感力と言った内容が多いです。直感力は、今までの自分の経験や知識を一瞬でまとめ上げ、そこから最善の考えを導き出すという才能。所謂第六感。ウィジャボードというのは、西洋に伝わる降霊術の板。

彼が自分のビジネスを信じ続け、成功を手にするまでの未来を予測する力。人々が求めている事を予測すると言った洞察力。潜在意識とつながる感覚。特に乙女座には太陽をはじめ、水星と天王星のコンジャクションも集まっており、特に情報通信の分野に強い影響力を生み出します。特に太陽がそれぞれ、天王星と冥王星と合になっている事から、強い影響を持っているように思います。

ドラゴンヘッドは双子座になり、射手座のギフトをここに落とし込む作業になりますが、双子座は大衆的な部分を表します。射手座の哲学的な思考や精神を、大衆化する作業。これは、乙女が得意とする実用的な部分にも当てはまります。この乙女座のステリウムが、射手座の体系化された知識を具現化する。乙女座は非常に優秀なパートナーです。

彼がインターネットに出会ったのは、アメリカに出張している時だったそうで、この時期はプログレスの太陽が木星と天王星のハーフサムに接触していた時期。また、トランジットでは、木星と冥王星のハーフサムに水星が接触、他、天王星の絡みのハーフサムが多い。木星と天王星のコンジャクションは、アップル創業者のスティーブ・ジョブズの出生図にもあります。まさにジャックにとってIT革命。

ジャックは、大学入試に落ち続けていたとの事ですが、水星と土星のオポジションがあり、また、風のサインがありません。ただ、ドラゴンヘッドが風ですので、自分が向かうべき使命に関した知識は豊富だったり、専門家の領域を超えているのかもしれません。ジョブズ同様、天王星がとても強いネイタルだと感じます。

カテゴリー: 西洋占星術 パーマリンク