水星のアスペクトと団体競技

ポルトガル代表のクリスティアーノ=ロナウド選手を西洋占星術で見てみます。

スポーツにも色々ありますが、サッカーは団体競技であり、特に意思疎通能力が重要だと思いますので、これを重点的に見てみます。コミュニケーション能力が秀でている選手は、世界でも有名な選手が多い印象です。このネイタルは、水星と木星が合であり、意思疎通能力、情報収集能力が高い。木星は拡大を意味するベネフィック。彼の水星と木星は、フィールドから多くの情報を読み取ります。

また、このアスペクトは、情報収集の他にも、伝達力や拡散能力があるという点です。キャプテンや司令塔として適格。特に、彼と水星や月との相性が良い選手は、彼の指示や意図をスムーズに、的確に読み取りゲームに反映させます。そうでなければ、彼自身のプレースタイルもそうですが、力の発揮がしにくいかもしれません。調子のいい時は、進行図でも水星や火星が良い影響が出ている事もあるでしょう。

また、この水星は火星ともセクスタイルで繋がっていますので、それが行動や肉体にも素早く伝導します。彼の火星は、牡羊座で居心地の良い場所となる上、情熱的な闘争心が重なる水星に伝達します。メッシ、中田英寿、中村俊輔選手なども同じく、水星と木星の合、火星と水星の合など、水星の強いアスペクトがあります。火星と水星のアスペクトは、頭の回転の速さを表します。

火星とのコンジャクションの場合、早い状況判断が求められる競技に関しては、強い威力を発揮します。特に、火星や水星が良いディグニティを獲得するか、4ハウスや11ハウスに良い状態で位置する場合は、団体競技に生かすことができます。組織だとしても、スポーツの場合に限っては、規則性が少なく、組織の中でも、個人の力量も適度に生かせるような星座やハウスがいいと解釈します。

ロナウドは水瓶座の太陽で、メッシは蟹座の太陽です。中田選手は水瓶座の太陽、中村選手は蟹座太陽です。またここについては、調査の上、追筆でしたいと思います。続いて、ドミサイルの火星が金星とコンジャクションで、木星ともセクスタイルを形成しています。牡羊座にある金星と火星は情熱的であり、それが木星ともソフトアスペクトを取りますので、趣味もそうですが、サッカーへの情熱は非常に強いでしょう。

ただ、赤緯占星術でも水星と木星がパラレルとなり、彼の出生図の中では、このアスペクトの影響が最も強いと解釈します。コンジャクションとパラレルを形成する天体は、その人にとって非常に重要なポイントであると言えます。木星は先ほどの通り拡大を示しますが、水星は情報を意味します。SNSで億単位のフォロワーがいるというのも、水星と木星が強い影響を持っていると思います。

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