
害が巡る時期は、それぞれの柱に対して不調を感じやすくなります。月柱ならば環境であったり、年柱ならば仕事に関して不信感やストレスを感じやすくなります。そして、日柱に巡る場合は、金銭か体調、配偶者や私生活についてストレスを感じたりします。また、命式にもともと害を持っている人は、慢性の体調不良に悩まされやすいようです。特に干合と害を命式に併せ持つ場合に見られます。害の作用は、現実性や肉体を示す十二支の組み合わせから成立しますが、年運で巡る場合と、害が命式にある場合は、その一年は怪我や体調に気を付ける時期です。元々害を持つ人は、日常的に不調を感じやすいため、どんな生活が不調の原因を引き寄せるかを知っている方もいます。慢性的な不調が積もりに積もってから気づくよりも、大事になる前にそれを回避する事で、ある種の予防線として使う事が有効です。