
時柱と冲去を考慮しても、五行で見ると私の命式は土が多い作りです。
ですので、土の五行が多い食事を摂ると、なんとなく不調を感じる事があります。例えば、代表的なのが糖質です。ご飯とか甘いものなんかは特にそんな感じです。逆に土を剋すような食事を振り返ってみると、これが悪くないです。
普通の人よりも糖質は摂っていないし、毎日パスタとかお菓子とか、食べている人に比べても圧倒的に少ないし、しかも1日2食なのに、糖質を少し多めにとっただけで不調になりやすいです。でも糖質を多めに食べてもあまり影響が少ない人の命式を見てみると、木が強めだったり土がなかったりします。
(まぁ、あくまでも五行の相関から見た場合ですし、医学的な所とは全く絡めてはいませんので、フーンぐらいの心構えで十分だとは思います。)しかし、やはり人それぞれ合う食材合わない食材はあるなと考えさせられます。
例えば、木は土より強いですので、木の五行に関係する食事をすると調子が良いです。木の五行は、ナッツ類とかヨーグルトやチーズ、林檎とかですね。また、金の五行も辛も少ないのですが、普段から金に関する食事、葱とかニンニクなどを食べたくなります。
私は総合的に見て、まず土が強く、次に水が強く、そして次に木の順番なので、木をとるのが良いのです。木は土を剋し、水と共生しやすいからです。しかし、年運や大運でみると、水が大運で流れ、年運は木なので、水も木も運気から影響しています。そして、年運や大運で、離散するような五行も出ていれば、それも考慮しなくてはならないため結構複雑になります。
俳優の火野翔平さんは75歳で他界されましたが、健康的に生きる方法として「食べたいものを腹が減った時に食べる」という言葉を思い出しますと、長生きする人や、朗らかに生きている人なんかは、本人としては必要な栄養素をなんとなく直感的に知っているのかもしれないなぁと思います。
火野さんは、日干支が庚申の干如支同と、支合と半会にて金がとても強いので、金を刻す火というのは結構重要な気がします。ある意味、火野という名前からも良い影響があったのかもしれないですね。コーヒーやタバコが好きだったというのも、金の質が強いからだったんだろうかと、五行に関して少し思う所があります。
私は流年で言えば、壬申が巡っており、年運は乙巳です。水と金と木と火が巡っているわけですが、水と金は相性はよいのですが、金は木を刻し、火は木をもやして活発になりますが、火は金をとかします。水は木を生かし、水は火を刻す。複雑です。ただし来年は丙午で、火が一気に強くなるのと、大運で金と土も強まってきます。そうなるとますます木が濃くされます。
ということは、木を積極的に食材に取り入れる方がよく、あとは水が減るので、水分補給も多めに。ということは相変わらず、ヨーグルトやチーズ、野菜サラダが強いのと、コーヒーは控えめにして、自然豊かな場所に移るのが最も良く、あとは部屋に自分より背の低い観葉植物を置いたりするのが最良です。
結局、大運や年運は人生の大きなロードマップであり、自分自身というより周りの環境を示すため、自分の命式に足りない五行を補う方が効果が出るような感じもします。それにプラスして、巡っている五行が自分にとってどう影響しているかを見てみるのも重要なのだと思います。