
最近、ヴェーダ占星術(ジョーティッシュ)を少しずつ学んでいます。
インド占星術では、分割図がありますが、D10と呼ばれる分割図は、仕事に関してみるチャートとの事です。そこで、占い師に向く人の配置とはどういうものなのか、ついでに調べております。その中で、ただ占い師として才能があるのと、占いを収入に変える事ができるかどうか、この差異は何でしょう。
例えば、個人のホロスコープで、占い師に向く配置が出ていたり、占星術や占いの才能が有ると出ていても、それがその人にとってどれ位の収入に繋がるかは不透明です(私の事でもある)。まず、占い師に向く人も、そうでない人でも、結局宿命的な所があると感じる。有名な先生によると、小惑星のキロンや、天王星がチャート上で印象的な人は占星術の素質があるそうです。
そして、ケートゥも占星術を表します。特に、10ハウスのケートゥは占星術を仕事にするようです。ただ、全ての人のチャートを見たわけではないですし、配置も全て把握している訳ではないので、あしからず。他にも、水星や月も重要視され、水星の状態や木星の状態を鑑みて、それらが仕事や収入に関係するハウスにアスペクトしているかを見たり、月がどの位置にあるか、恋愛の占星術について言えば、金星の状態も見たりと、かなり幅があるようです。
ケートゥはドラゴンテイルの事ですが、これが10ハウスにあるなら、それが仕事や社会での立ち位置になり、5ハウスにあるなら占星術の才能を示し、11ハウスにあれば、それらで収入を得るか、(ケートゥが示す内容、マイノリティだったり、一般的ではない人たちからの収入)そこに繋がりができる。特に占星術家として大々的にやっていくには、ケートゥや天王星が10ハウスに関係している事が指標のようです。