2ハウスに星がない人は埋星も見てみる

2ハウスは、個人の才能、金運を示しますが、ここに天体がない人は、その支配星を見ます。その支配星は、その人にとって財運のキーとなりえる天体。この支配星を意識して使いこなすことが、金運につながる。その人にとって2ハウスの支配星というのは、いわば喜神に近いかもしれない。

四柱推命では、喜神となる五行、そして、その五行で構成される通変星は、あなたにとって有益な内容であることが多い。あなたの命式のなかで、できるだけ喜神に通じる五行を見つけ、その通変星を意識して使いこなすことは、金運を高めるために有効。

宿命にある内容から、その人にとって、活躍しやすい環境や役割は何か、というのを重視し、持っていない星よりも、ある星を活かす方向で考える。ただ、宿命が決まっていると仮定すると、それに到達する迄に、いくつもの運を経験することが義務付けられている。

また、埋星というのは、蔵干支の余気だけではなく、本気までの支を全てを見た時に埋まっている星のことです。ここまで見てみると、命式の隠れた場所に喜神が眠っている事もあります。そして、あなたにとって調子の良い時期と、それを照らし合わせてみると良いかもしれません。

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