
占星術で優れた容姿を持つ人について調べていました。ここでは、主にヴェーダ占星術で見ています。ざっくりした内容ですが、基本的には、金星の影響がメインです。
1室に金星を持つ。
1ハウスは自分自身の大部分(身体的特徴)を占めるハウスのため、1ハウスに金星がある人は優れた美貌を持つようです。特に金星が高揚する星座の場合は、特にその傾向が強いとの事。2ハウスの場合は顔や声を表すため、この部分のどれかが美しくなることもあるようです。7ハウスも同様の意味があり、これも美を表しますが、主に対人関係での発揮との意見もありました。
金星とラーフもしくはケートゥとの合(金星とドラゴンヘッドかドラゴンテイルの合)。
これも美貌を表すようです。それもかなり美貌です。でも、これらが他にどんなアスペクトを持つかにもよるという事です。金星とラーフの場合は、美しさを見せびらかすような感じで、金星とケートゥの合は、その逆のようです。地味だけど非常に美しいか、美しいけど控えめ。
金星と土星の合、もしくはラグナのヴァルゴッタマを持つ。
この場合、健康な体や若々しい外見になる事が多いようです。ヴァルゴッタマはヴェーダ占星術で、D1とD9のラグナが同じ星座になる事をいいますが、それが二重であれば、影響力も強くなるという事です。他にも火星と金星の合で人気運を示す内容、金星が8ハウスにあったり、冥王星が7ハウスにある場合などは、色気的としての運を示す記述もあります。
アセンダントと支配星
重要なことはアセンダント(ラグナ)に金星が影響しているかどうかと言う事と、アセンダントの支配星が金星と絡んでいるかと言う事です。金星と土星の合は、金星を制限するという事でもあり、金星は食事(美食や贅沢)なども司りますので、それを節制している事が容姿に良い影響を与えていると言う事にもなります。他、ナクシャトラでローヒニがあると、美貌に恵まれるとも言われます。