お金を稼ぐ方法について、インド占星術で見ていました。インド占星術でも金銭に関しては、西洋占星術と同様に2ハウスと8ハウスで見ることが多いという事。そして、11ハウスも重要になってくるという事です。
まず、2ハウスの状態を確認し、8ハウスや11ハウスとの関連を調べます。2ハウスは自分で得る収入であり、8ハウスは譲り受ける金銭、そして11ハウスは10ハウスの次のハウスであり、結果として得られる総収益を示す。
ここから、2ハウスの状態がよければ、自分で収入を得る事に対して肯定的であるという事でもあります。そして2ハウスにどんな天体が入っているか?その惑星によって収入を得る手段が異なるようです。そして、2ハウスの星座と支配星を確認し、ディグニティ(品位)を見るという事。つまり、牡羊座に火星があれば、火星の居心地が良いわけです。牡牛座なら金星が心地よいわけです。
8ハウスが強いならば、金銭は配偶者や親族からの譲渡が多くなるか、8ハウスに関連した仕事で収入を得る。8ハウスは裏の世界、神秘の世界、金融保険を表すため、これらの事項から収入を得る(私の事例で言えば、2ハウスの支配星が8ハウスにある場合、占いから収入を得るという意味にもなります)。
そして、2ハウスの支配星が8ハウスにあったり、8ハウスの支配星が2ハウスにある場合など、互いに関係を示していれば、その傾向が強まる。また、7ハウスの支配星が2ハウスにある場合や、7ハウスの支配星が8ハウス、そして11ハウスにあるならば、配偶者からの金銭を得るという事にもなります。
この11ハウスに天体が多かったり、他に11ハウスと関連がある天体があれば、その惑星も結果に出てくる。11ハウスというのは、徐々に拡大していくハウスであるために、11ハウスにある天体は、歳を重ねるにつれて少しずつ大きくなっていくという事でもあります。それが収入のハウスに通ずれば、収入にも関係してきます。
このハウスにある天体は、生まれたばかりでは力が限りなく少ない状態で、最初に困難を経験しやすいハウス(ウパチャヤハウス)でもありますが、時を経ながら、少しずつ発展していくという意味もあるようです。