去年と今年と立て続けに詐欺(詐欺未遂)に遭ってしまった。海王星がプログレス(進行図)で目立っている。海王星は欺瞞や詐欺、幻想や夢を示唆する事から、海王星が目立つようになると、その時期は特に注意しないといけない。
まぁ、詐欺といっても、大きな被害はなかったのだが、納得できない部分は大きい。金銭の詐欺から、仕事のすり替え詐欺。忘れた頃に来るから困ったものだ。実は、ハーフサムでもソーラーリターンでも、”海王星と太陽が合”とシッカリ出ていたのだ。
でも、時の経過と共に忘れてしまう。太陽というのは、自分のアイデンティティであり、自分の向かうべき所を指し示すひとつの指針であるが、海王星はそれを曖昧にするために、何か気が緩む感じもする。
今回は、太陽と海王星はコンジャクションしている。今回のように合になるアスペクトや天体に関しては、影響が出るように思う。それが過ぎ去るまで注意深く観察した方が良いのは間違えなさそうだ。相変わらず、海王星は怖いし面倒だ。
また、木星と海王星のアスペクトも直接な詐欺ではないが、金銭に関係していた。早まった判断には注意したい。合は影響が大きい。
今は、大運の切り替わりの接運という事もあるので、あまり大きな金銭は動かさない方が良く、気を引き締めたい。金銭の詐欺に関しては財星中殺の年(金銭や人脈の星)、石門星中殺の年(人付き合いの星)、その五行が忌神の場合は、特に気を付ける方が良い。
算命学では、詐欺にて人を騙した場合において、騙し取られた本人は、その分だけ悪運を詐欺師に渡すという事になる。つまり被害の分だけ、元々の災難を免れる。何かあっても、そうやって絶妙に均等が取られているのかもしれない。
