大韓航空元副社長と”生月天中殺”

趙顕娥(チョ・ヒョナ_1974年10月5日 )大韓航空前副社長。2014年にナッツ姫と称された事件で話題となった。

大韓航空のファーストクラスに搭乗していた趙氏は、機内サービスである軽食(ナッツ)の提供の仕方がマニュアル通りではないと抗議し、飛行機を引き返させた。これによりフライト時間の遅延が発生し、ナッツリターン事件へと発展した。

趙氏はアメリカの大学を卒業後に、父親が経営する大韓航空グループへ就職。その後、副社長まで昇進するものの、題目にあるナッツリターンが2014年に起こる。

趙氏の命式には生月天中殺がある。この宿命冲殺は、家系と縁が薄い宿命となり、特に隆興な家系を継ぐ事は吉とならない。家系と縁が薄いという事と、天貴星冲殺が重なり、家運を衰退に導く。生月天中殺を持つ宿命は、特別な場合を除き、自分で何かを始めた方が良いとされている。

事件が起きたのは2014年。

この年は”甲午”であり、ナッツ姫にとっては忌神。五行のバランスは、木が70点以上と最も多く、ついで土が30点。他の五行はそれ以下である。つまり、木を剋する金もないため、木が大過している。2014年はナッツ姫にとっては、年運が”大半会”となっているが、前述のように巡ってきているのが忌神、大運とも併せてみると大きな判断は、難しい状況だったという事になる。

数年後、同じグループ会社の社長に任命となったが、解任となる。2023年の中央「納音」の年に法律で改名が認められる。ここから心機一転となる兆しが見える。

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