害(六害)の組み合わせと影響

害は病占に使われる技法という事もあって、害を命式に所有する人は体調管理に気をつけた方が良いとされる。支(地)は肉体面を表すために、特に日支に害が出ている人は、何かしらの持病を持ちやすかったり、病弱な傾向がある。

害は、支合の軌道を打ち切る並びとなり、害は、対冲となる十二支と支合になる関係でもある。例えば、学校で仲の悪い人がいたとして、その仲の悪い人と仲がいい人が”害”という感じ、つまり何処となく苦手意識が出る。これがストレスの原因となる。

また、十二支の”木火土金水”を体の部位に反映したものを「五合」と言い、それぞれ害が出ている場合の肉体への影響もこの五行の影響を受ける。今年の年運は乙巳なので、命式に寅を持つ人は害が出ているという事になる。この場合は、火(巳)と木(寅)が相生となり、火が強くなる。火は血液や心臓や循環器系を表すこと、他にも抵抗力の低下、大きな疲労の原因となる。

亥申の害でいえば、金が水を生じるために、水の五行に関する影響が出る。水は腎臓や骨を表すため、骨折や水分に関係する。月支であれば精神面にも留意。ここで、それぞれの五行が命式のバランスを崩す五行であれば、軽視はできない。

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