金星の射手座は外国を愛する

経営者で海外在住の実業家の方を占星術で解いてみたい思います。

この方の月干支は甲戌です。甲戌は六十干支の中でも特殊性を持ちます。日干支にある場合は、自分自身にその影響がよく出ますが、月干支にある場合、家系や自分の立ち位置に関係すると取れます。ですので、国際結婚もそうですが、日常的なところで海外や、未知な事に興味を抱きやすい。

甲戌と同じく、乙亥も同様に特殊な干支です。特に、日柱にある乙亥と甲戌は、通常の結婚に困難が伴うため、逆に特殊な婚姻が吉とされていますが、これが良い方向であったという事になります。またご兄弟はこの方を含めて全て国際結婚との事でした。

次に、奥様との相性を見てみます。生年月日は伏せますが、相性では日干支を絡めて、干合支合が成立しています。最高の相性です。共通干支はないですが、同一空亡です。奥様が西洋人でありますが、解いた相性ではこのようになっています。そして、西洋占星術で見てみると、金星とドラゴンヘッドの合が相性図で出ていました。

私の憶測ですが、命式に乙亥と甲戌を持つ人は、海外に縁がある人が多いように思います。四柱のどこかに出ている事が多いと感じます。もちろん、全ての場合ではないですが、傾向としてそのような印象です。

この方の日干支は辛卯ですが、奥様の日干支は丙戌と強烈です。国際結婚は一般的ではないですので、むしろ一般的ではない今のスタイルが馴染みやすいのだと思います。同じ日本人同士より国際結婚の方が良いタイプとも言えます。また、金星は射手座にありますので、やはり海外が大好きな人でしょう。

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