金星と天王星の力が生み出す傑作

ゲームプロデューサーの岡本吉起さんを西洋占星術で見てみます。

カプコン専務取締役を退任後、起業した会社が17億の負債抱えたまま倒産、その後アプリゲームで再起し、現在は公益財団法人の理事長。華やかで、波瀾万丈な経歴を持つ方ですが、映像を見てると、良くも悪くも金銭についての話題が多いです。

この場合は、金星がやっぱり強い配置なのかなと思い、見てみますと、牡牛座に金星があります。牡牛座の主星は金星です。もう一方の金星主星を持つ天秤座は美を担当し、牡牛座は物質的な所を担当するイメージ。またベスタと合であり、なおの事金銭や物質的な事に縁があり執着も強い。

時刻が不明なため位置も微妙ではありますが、月も牡牛座に位置し、金星と合しています。月は牡牛座で高揚し、最高のパフォーマンスを見せます。月と金星の合が牡牛座にあるということは、金銭的に非常に恵まれる傾向、またそれによって心が最も休まる。そして、岡本さんのディスポジターツリーは、土星のソロディスポジターを除き、月星座がそのままであれば、全てファイナルディスポジターが金星です。

ネイタルから見る行動の源は金星で、同時にとても強い動機となる。土星のソロディスポジターは、山羊座。そして土星は木星と合のグレコンです。実際に大きな権力を持つ。獅子座にある火星と天王星とリリスはコンジャクションしており、太陽と天王星のセクスタイルもある。

天王星がいい意味で強い。独立してもやっていける力をお持ち。土星木星合の宮崎駿さんは海王星でしたが、天王星は発想力、電子関係を表し、アプリやゲームは天王星の土俵。当時の開発は、ボードゲームかアプリゲームのどちらかで悩んでいたとの事ですが、天王星が強いです。

ボードゲームはどちからというと獅子座的な感じもします。ただ、水瓶座の第二主星でもある天王星が強い上に、水瓶座は土星が主星ですし、それが木星と合なのです。電子系で王になるとも読めます。天王星が強い人は海外へ興味を示唆する事もあり、現在はマレーシアにいるとの事です。

結果的に物質的に大変豊かな生活をされていたとの事で、納得です。ただ、起業してから七年間苦労していたとの事で、ケートゥ期だったのかもしれない。また、月と金星の合は、金運も良く、豊かな生活を楽しみますが、そうでない生活になったとしても、心は楽しみを見つけ出します。月は心で金星は快楽。ないものはないなりに心豊かに過ごす事ができます。

本人も映像で、江ノ島で釣った魚を毎晩ルームシェアしていた同僚たちと捌いて夕食にしたり、付き合い先に会食に誘われた時は、自宅に招いて手料理を振る舞ったり、苦しい中でも工夫しながら、楽しみを見つけて過ごしていた部分もあったようです。また、ネイタルで、ドラゴンヘッドと冥王星のコンジャクションです。前述の大谷翔平、小林尊。やはり著名人や業界の権力者になる人が多いかもしれない。

ハーフサムで見て見ると、会社を設立した時のトランジットは木星と土星の忍耐軸に冥王星がヒットしています。また協調軸などの、組織に関係するハームサムも水星等によって満たされています。アプリヒット時は、開業軸に水星と金星。また、木星と天王星の転機軸がドラゴンヘッドで満たされています。

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