元プロボクサーの具志堅用高さんを西洋占星術で見てみたいと思います。
スポーツ選手は火星が強い人が多いですが、同じく火星のアスペクトが多い。コンジャクションを含め、火星と天王星や火星と土星、海王星。特にこの火星は天王星と合です。天体での意味としては、火星は戦いを示し、天王星は独自性や改革精神、また反逆性。
天王星が強い場合は、チームプレーが求められる団体競技より、個人競技向きである事が多い。もしくは、この方がチームの司令塔を担う競技。また、具志堅さんの火星は蟹座にあるため、守備の精神が強い。それが同時に、強烈な攻撃にもなるのでしょう。
蟹座は自分の領域や安全が脅かされそうになった時に、強い攻撃精神を持つのが蟹座です。太陽もベスタも蟹座であり、〇〇会という組織づくりを好みながら、趣向に合わない事については、少々排他的である。また、この天王星が木星とコンジャクションしている事で、個性の発揮が大きな幸運を呼ぶ。挑戦的であり、時代改革のアスペクトでもある。あのスティーブ・ジョブズも持っています。三つの強いコンジャクションの連携。
火星のパワーを使って時代を変える事ができる。100年に1人の逸材というキャッチコピーが似合う選手。強い開拓力。また、もっと根本的な部分で訴えてくるのが、赤緯で見た時の火星の絡みです。火星にパラレルやコントラパラレルが多いという事ですが、時としてこの赤緯でのアスペクトは、黄道で見た時よりも影響が強く出る場合があるという事です。それが一つや二つではなく、太陽を含めて結構あります。
続いての特徴は、海王星のスクエア。海王星は夢や理想も示しますが、欺瞞や詐欺といった意味もあります。火星とのハードアスペクトは、強い想像力を示しますが、スクエアはそれが死角となる度数。このアスペクトが出過ぎる時、高額なファイトマネーを詐欺で失った。ただその分、水星とのトラインで、想像力は豊かであり、タレントとしては水星と金星合もあるので、面白くお話も上手な人でしょう。天然と言われるのは、この海王星が影響している場合もある。効き麦酒の時も、豊かな想像力で全問正解しています。
また、太陽とノードがコンジャクションしています。前回と同様、この組み合わせは異国系と縁がある。ひと昔前は、沖縄返還でしたし、元々は琉球王国。出身の石垣島は離島。いまは東京に家があるとのことで、このアスペクトは、離れた場所との縁を示しているような感じがしています。