
数日滞在してから思うのは、飯が美味い事。ベトナムの物価は日本と比べるとまだ安価な方だから、一人前のお弁当を頼んでも、200円程で購入できる。まとめて注文するとフルーツジュースや紅茶なども付いてくる事がある。食事は日常生活では欠かせないから、食事が安価で美味しく、健康的であるというのは最高の贅沢であり幸福であると感じる。しかし、どこの国を見てもそうだが、McDonaldなどのファストフードはどこでも一様に高い。

数日後、重い腰を上げて観光する事にした。内情では観光はせず、カフェや部屋でゆっくり過ごす方が良いのだが「もう2度と来る機会はないからな」という理由で行くことにした。このエリアに滞在して思うのは、どの店も飯は美味しいし、喫茶店の居心地も良いので、国外で安価に休養したいならアリかもしれない。ただ、ところどころでは、外国人用の値段で払ってるかもしれないし、ベトナムの通貨はやたら桁が多くて分かりにくい。そして、おそらく夏は猛暑と湿気が厳しい。

ちなみに、この地域は温泉が有名だそうで、特に天然で良質な泥が取れることから、”泥風呂”が観光客に人気だそう。幾つかの温泉施設があるようだったが、一番近くの施設を訪れた。泥風呂の浴槽は各一名ずつ、個別のが用意されていて、気を使わなくて済む。そして泥風呂の後の天然温泉については、大衆用と個別用もあった。温泉や泥の供給のためか、この施設は山近くの自然の中にある。”鳥が囀る中での入浴”というのもなかなか体験できない。温泉の後は、人工プールでひたすら泳いだ。

世界遺産に登録されている、この”ポ・ナガール”という遺跡も、観光客で非常に賑わっていた。旧正月だという事で、中華圏の人も多かったが、欧米やアジアなど、さまざまな国の人が観光しにきていた。ここは入口で入場券を購入して入るタイプなのだが、とにかく混雑している。足早に観光をすませ、冷えたサトウキビのジュースを飲む。到着日に、連絡先を交換していた運転手と待ち合わせ、観光客に人気の海洋研究所という名前の水族館へ行くことに。

海の街と言う事で、様々な標本が展示され、鰐や鮫なども飼育されている。しかし、私は、深水殺が命式にあるためか、こういう場所はあまり上がらない。海は遠くから眺めるのは好きだが、ダイビングは少し不安がある。ただ、幼少期は海がとても好きで、国内では沖縄に強い憧れがあったのだが、海について色々な話を知るうちに、または時間の経過と共に、海を遠くで眺めるだけになっていた。その後、キリスト教会や寺を回り、観光を終えた。