
人好きの星
偏財はお金の星と言われたり、人脈の星と言われたりしますが、この理由はなんでしょう。偏財は人が好きで、人に好かれたいという欲求を持つ星。ゆえに、人に好かれるための行動を起こしやすい星と言えます。人に好かれるためには愛想を振り撒き、人に好かれるために奉仕する結果、それが人を引き寄せるのです。
集客の星
つまり、簡単にいえば”集客の星”のようなものです。集客は売り上げに繋がるため、結果としてお金の星という事を意味するのだと思います。愛想のよい人(お店)から買うのと、愛想の悪い人(お店)から買うのとでは、大抵の場合、やはり愛想の良い人の所のほうが、人を寄せ付けやすくなります。おまけも貰えるかもしれません。
おもてなし
奉仕の星とか博愛の星とか言われますが、こういう意味で偏財は吸引力のある星です。陰陽で言えば、陽の星なので外に向かう作用を持つため、お客や外向きの人間関係に対して親切心を発揮します。日本はサービスの国(おもてなし)でもあるようなので、日本でお店をやるとか接客業を目指すなら、偏財を持っている方がいいかもしれません。それは同じく男女関係にも適用されます。つまり異性に奉仕できる人という事になります。
偏財と他の星
また、偏財にそれぞれの星が加わる事で、偏財の発揮に星の特徴が混ざります。偏財と比肩が混ざれば、頑固さと優しさが混ざったような(木は土を剋す)発揮の仕方をし、傷官であれば繊細な気遣いができる場合もある。こういう場合は高級ホテルでの接客だとか、”高貴な”もてなしも可能かもしれません。明るく楽しい大衆的な場所だとか、食神と偏財も良いでしょう。