ベトナム旅行②

数日滞在してから思うのは、飯が美味い事。ベトナムの物価は日本と比べるとまだ安価な方だから、一人前のお弁当を頼んでも、200円程で購入できる。まとめて注文するとフルーツジュースや紅茶なども付いてくる事がある。食事は日常生活では欠かせないから、食事が安価で美味しく、健康的であるというのは最高の贅沢であり幸福であると感じる。しかし、どこの国を見てもそうだが、McDonaldなどのファストフードはどこでも一様に高い。

数日後、重い腰を上げて観光する事にした。内情では観光はせず、カフェや部屋でゆっくり過ごす方が良いのだが「もう2度と来る機会はないからな」という理由で行くことにした。このエリアに滞在して思うのは、どの店も飯は美味しいし、喫茶店の居心地も良いので、国外で安価に休養したいならアリかもしれない。ただ、ところどころでは、外国人用の値段で払ってるかもしれないし、ベトナムの通貨はやたら桁が多くて分かりにくい。そして、おそらく夏は猛暑と湿気が厳しい。

ちなみに、この地域は温泉が有名だそうで、特に天然で良質な泥が取れることから、”泥風呂”が観光客に人気だそう。幾つかの温泉施設があるようだったが、一番近くの施設を訪れた。泥風呂の浴槽は各一名ずつ、個別のが用意されていて、気を使わなくて済む。そして泥風呂の後の天然温泉については、大衆用と個別用もあった。温泉や泥の供給のためか、この施設は山近くの自然の中にある。”鳥が囀る中での入浴”というのもなかなか体験できない。温泉の後は、人工プールでひたすら泳いだ。

世界遺産に登録されている、この”ポ・ナガール”という遺跡も、観光客で非常に賑わっていた。旧正月だという事で、中華圏の人も多かったが、欧米やアジアなど、さまざまな国の人が観光しにきていた。ここは入口で入場券を購入して入るタイプなのだが、とにかく混雑している。足早に観光をすませ、冷えたサトウキビのジュースを飲む。到着日に、連絡先を交換していた運転手と待ち合わせ、観光客に人気の海洋研究所という名前の水族館へ行くことに。

海の街と言う事で、様々な標本が展示され、鰐や鮫なども飼育されている。しかし、私は、深水殺が命式にあるためか、こういう場所はあまり上がらない。海は遠くから眺めるのは好きだが、ダイビングは少し不安がある。ただ、幼少期は海がとても好きで、国内では沖縄に強い憧れがあったのだが、海について色々な話を知るうちに、または時間の経過と共に、海を遠くで眺めるだけになっていた。その後、キリスト教会や寺を回り、観光を終えた。

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ベトナム旅行②

まだ体調不良が続く移動日の朝、grabタクシーで空港へ向かい、国内線でニャチャン行きに搭乗。ここまで来ると、日本人はやはり見ない。飛行機で聞こえるのは意外にもロシア語が多い。ここは、バンコクと並ぶ東南アジアのリゾート地でもあるらしいが、実はロシア人の保養地としても有名なようだった。

空港へ到着すると、ホーチミンとは違い、ゆったりとした雰囲気が流れている。すぐにgrabを手配すると、少し遠くから円メガネの男が「ヘイ〇〇」と明るく声をかけてきた。

アプリには自分の当日の特徴を入力しているため、服装ですぐに分かる。車に乗り込むと、運転手は目的地までは40分ほどだという。しばらく走り、景色を見ていると、「君はどこから来たの?」私が日本人だと言うと、非常に驚き、「最初はロシア人か中国人、韓国人かと思ったよ」と言われた。(もちろんロシアにもアジア系はいる)今まで日本人は一人も乗せたことがなかったし、このエリアは殆ど日本人観光客はいないのだそう。

ちなみに中国人も多いが、韓国人も多い、理由として仁川国際空港から直行便が出ているらしい。このためか、この先は現地の人に、韓国語で話しかけられたり、君は韓国人?中国人?と聞かれ、私が日本人だと話しても、ずっと韓国語の翻訳機を見せてくるため、そのまま韓国語で対応した(私は韓国語が話せる)。この車には、日本のアニメのフィギュアが飾られている。いつか運転手は日本に行きたいと話していた。運転手と連絡先を交換し「またね」と話した。

宿に到着すると、エントランスのテーブルで、カードゲームに熱中しているカップル(夫婦?)が、タバコをふかしている。アジア系なのだが、話しているのはロシア語だ。旧ソ連国の人たちかもしれない。他にも宿泊客はいるが、ロシア人がとても多い。部屋に行き、荷物を置いて軽く辺りを散歩してみる。やはり困ったのは、このニャチャンも例外になく、道路や道に信号がない。ちなみにこの時期は旧正月の時期だったので、街の随所で中華風の飾りや照明などの彩りが目立つ。そして、毎晩カラオケに弾む声が響いていた。そんな道を、ホーチミンで買った偽クロックスで歩く…。ここは海沿いの街なので、海鮮料理が多い。

海老も美味いが、ロブスターも記念に食べ、刻みピーナツを乗せた牡蠣も美味しい。メニューに英語表記はなくベトナム語のみの店で、メニューを指さしで注文したのだが、途中で出てきた美味しそうな唐揚げは…、kaer○さんであった…。ずいぶんと柔らかく、鶏肉のような味だった。それから部屋に戻り、シャワーを浴びようとするも、ここでもお湯が出ない。場所によっては湯沸器があるみたいだが、それはレアなのだろうか。

ちなみにこの地域は、停電や断水は一度もなかった。購買事情については、近くにコンビニもマーケットもないのだが、露店や喫茶店が多い。カフェは長い禁物なイメージがあるが、ベトナムでは長時間いてもマナー違反ではないよう。店員さんは、空いている椅子に横になって寝ている。お客は時々白人系の観光客が来る以外、ほとんど地元民のようだ。

良い意味で木星が重なるエリアは、居心地がいいのかもしれない。

この地域は私にとってアストロマップでハードアスペクトが全く出ていないエリア。ホーチミンやハノイは結構出ているから、私は騒がしい場所はだめなのだろう。でも、ここまで体験してみると、結局アストロマップはサブで使う方が良いのだと感じる。ただ、アストロマップの説明では、滞在すればするほど影響が強まると書かれている。

私の4ハウスは蟹座であり、支配星は月になるが、それが9ハウス(外国)にあるため、外国の水辺を好む。ちなみに4ハウスにある木星と9ハウス射手座の支配星の木星により、地盤と外国がレセプションのような関係になっていて強い。そして実は、海よりも森林や山などの自然の方が好きで、これはホロスコープの中でも土星が強いからかもしれない。

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ベトナム旅行①

台湾の桃園空港から乗り換えで、ベトナムの首都ホーチミンへと向かいます。9ハウスの天王星か、ここで一時間以上もの遅延が発生。乗客は苛立ち、子供は泣き出しています。ただ、ベトジェット(LCC)を調べると、強弱に関わらず遅延率は80%を超えています。むしろ、遅延が普通だと言う事です。一時間半くらして、飛行機がやっと飛び立ち、現地へ到着したのが深夜1時頃。それにも関わらず空港は人でいっぱいです。

私としては、一時間以上の遅延もそうですが、何となくの雰囲気でベトナムは合わないかもなぁと思いながら入国審査へ。予想通り妙で、時間かかりました。そこから宿に向かう途中、客引きが右往左往しているという、映像でよくある光景が目の前に広がる。ここで、grabタクシーを呼びます。ちょっと戸惑ったのは、グラブの乗車レーンはあちこちにあるし、多いし、しかも夜なので見えにくくて分かりにくい。

なんとか見つけて乗り込み、今回の宿があるブイビエン通り迄で行きます。

アイルランド語で「カンパイ、さよなら、バンザイ」

そして、宿に到着したのが深夜2時を回る、草木も眠る丑三つの刻。この通りは日本で言うと渋谷のセンター街のようなところだったらしく、基本朝まで賑わうような場所です。ここは末端なので、少し遠くから、活気を示すかのように爆音が聞こえてきます。しかし、この日はすぐに就寝。

翌朝、熱気に目を覚ますと、すぐさまバイクのクラクションが聞こえてきます。夜は分かりにくかったですが、とにかくこの国は原付バイク大国です。道路は、YAMAHAとHONDAの波です。止まることのない原付ウェーブが新参者を出迎えます。街へ出てみると、物凄い熱気を帯びたベトナムの風が、バイクの排気ガスと共に体を突き抜けていく。

2月だと言うのに暑い。何か食べようと思い、ついでに街を散策しますが、ほぼ道路に信号がないため、初見には不便を感じます。しかし、目的地まで行くためには、幾度となくバイクの波に突っ込むしかありません。

交通の波を抜け、麺を食べます。ダシがしっかり効いていて、普通に美味しい。ベトナムは、アジアで一番痩せている人が多いと聞いた事がありますが、米文化でアッサリな食事が多いのかもしれない。街でも、フルーツ売りやスムージ屋が多く、極端に脂っこいものや人工的な甘味もあまり見かけない。喫茶店も多く、タバコも非常に安価です。ベトナムは朝が早いようで、起床を告げるような放送が、拡声器から毎朝流れていました。喫茶店の営業も早いです。

それから、有名なヒュンホアのバインミーを食べ、どうしても食べたかったジャックフルーツを食べ、濃いベトナム珈琲を飲みながら、劇場やビンコム周辺を散策。部屋に戻ってシャワーを浴びますが、シャワーはソーラーパネルか何かで電気を供給しているため、日差しが弱い時(?)はシャワーのお湯がでない。しかも時々、停電したり断水したりで、特に首都はその傾向があるようです。

熟した柿みたいな味

ここでも、日本の文化に興味を持っている人がいるようで、特に漫画が人気なのようです。朝食で屋台のバインミーを買った時も、店員さん達に「君は日本人?」と話しかけられ、日本の漫画やアニメのファンであると話してくれました。映画のロケ地を巡る上でのオーバーツーリズムとかも問題になっていますが、こういうところを見ると、映画やアニメ等といったサブカルの影響が、旅行の動機として上位にあるのかもしれない。

私は、途中で体調を崩してしまい、それから寝込んでいました。あと、2月とは言えど、連日結構暑かったので、虫が心配でしたが、ある程度清潔にしていたからか、虫は出なかったです。しかし、これでもまだ乾季なので、雨季の真夏ならさすがに無理だったかもしれない。

また、アストロマップの影響については、プログレスの流れの方が影響力は強いと感じる。ベトナムとの相性はあまり良くない感じはありますが、それぞれの街ごとによっても違いはあるため、全部がダメかは分からない。またアストロマップの影響はあるものの、少ないか、長く滞在しないと効果は少ないかもしれません。現状では、アストロマップは最も強い影響を持つわけではなく、その年の運気と地域との相性が重要な感じもします。次は飛行機で北上し、中部のニャツアンへ行きます。

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