木星逆行の著名人

木星は発展の天体です。しかし、インド占星術で見る木星の逆行は、海外の情報からだと、母国での発展や成功が困難であるという内容をいくつか見ます。しかし、なぜかこの詳細について書かれている情報は見つかっていません。

また、木星の逆行は1年でおよそ4ヶ月あるため、その間に生まれた人は全員逆行なわけですが、ここで、出生図の木星が逆行している有名人を見てみます。また、考察も木星の逆行のみで見ています。

*コウケンテツ/料理研究家

料理人になったのが30歳頃ということで、それまでは何をやってもうまくいかなったとのことだが、最終的には著名人となる。この方は、両親が済州島出身ということで、遺伝子的には韓国系の方です。しかし、生まれたのは大阪ということで、判断が複雑になります。ただ、外国の要素を生活にも料理にも仕事にも取り入れ始めたのは、ちょうど料理人を始めた30歳の頃になるでしょうか。

*馬場翔太/映像クリエーター

旅行系ではとても有名な人ですが、19歳ごろから世界を旅していたとの事で、これも木星逆行の可否は予測できませんが、やはり海外関係で発展しています。木星逆行は、成功については人生の後半に現れ始めるとも言われていますが、ホロスコープ全体の配置はここでは見ていません。

*星野道夫/写真家

千葉県出身の写真家、探検家。学生時代から海外へ出向き、アラスカ州を中心に活動。後に木村伊兵衛賞を取り、写真家として成功する。しかし、道半ば熊の食害に遭い、生涯を終える。日本で非常に有名な方ですが、学生時代から海外に関する活動を開始しているという事です。なので、ここも国内での成否については分かりません。しかし、海外での作品や活動が、大きな飛躍に繋がっているのは間違いないではないでしょうか。

*尾崎豊/歌手

若くして大きな成功を収めたアーティストですが、出生図では木星が逆行しているようです。ということは、祖国で成功しないというのも、成功が遅いというのも違うのではないだろうかと考えましたが、しかし、彼がなくなったのが26歳の時だったそうです。

*内村航平/体操選手

木星が逆行していますが、オリンピック世界大会で優勝しています。やはり木星の逆行のみでは、祖国で成功しないという説は、違う可能性が濃厚です。ただひとつ言い換えるなら、3歳から練習を開始していたという事は、通常とは違う環境というのがポイントになるかもしれません。祖国での成功は困難というのも、生まれた時から努力を継続した場合は、たとえ木星逆行でも、成功するという言い換えもできるかもしれません。

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火星と海王星のスクエア

今年も2月で、確定申告の時期になり、案内メールがいくつか届く時期ですが、納税詐欺というメールにも注意する時期でもあります。それっぽい感じの文面で、納税申告云々について細かく記載していますが、参考リンクに飛ぶと、個人情報やカード番号を請求するという詐欺メールが届きます。

しかも、配信メールのアドレス末尾が「cn」です。日本からのメールではありません。最近、このブログに中国からのアクセスが一気に増えた日があったので、ある意味わかりやすいかもしれません。私としては、中国は好きなのにね…。

ここ数年ではありますが、詐欺について考えることが多いです。例えば、不動産を借りる時も、本来いらなかったり、必要のないオプションを平気で勧めてくる営業マンですとか、経理なのに給与計算も適当で、あとで不足分をまとめて払いますとか、雇用条件がそもそも違法であったとか、…海外旅行先のホーチミン良好では詐欺にあったとか(でも社会主義国はそれが普通かも)そんなのが続いていました。

ちょっとまえから火星と海王星のスクエアがプログレスで出ているのと、太陽と海王星もコンジャクションしているので、やっぱり影響はあるのかなぁと思います。色々と注意しないといけないかもしれません。

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西洋占星術と四柱推命による結果

四柱推命で相性を見てみると、相性が悪い部分や良い部分、縁についても出てきます。しかし、相性が悪いと言っても、どういうところで相性が悪いのか、また逆に相性が良い部分については、どういうところで相性が良いのか?というのが不明瞭な時は、西洋占星術で見てみると、その穴埋めができる事もあります。例えば、害が成立する相手であれば、水星の星座のエレメントが違う事があります。

もしくは月の位置が違う種類の星座である事もあります。月というのは気持ちの疎通で、水星というのは言葉による疎通です。これらのコミュニケーションを担う星座の位置が互いに違うと、伝えたい事がなかなか伝わらないという事もあります。一方で、大半会の相性がある場合、ホロスコープの相性では、月と木星が重なっていて、相手にとっても自分にとっても、心地よかったりします。月は気持ちを表し、木星は拡大発展や膨張ですので、気持ちが膨れ上がるのです。特に精神を表す場所にそれが成立していれば、一緒にいると元気になったり、明るくなったりする相性にもなります。

また、長年パートナーとの関係に困っている場合、共通干支の散と合が絡み合っていて、なかなか離れられないという相性のだとか、もしくは何度も辛い思いをしても、再会を繰り返すというホロスコープでは、ドラゴンヘッドが太陽と重なっていて、それが家庭を表す4ハウスにあったり、その中でも妨害殺や三業干支が日干にある方は、天王星や海王星が月にオポジション等の、パートナーもしくは自分の変化を示す強いアスペクトがあったりします。

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