占星術とアストロマップ台湾編③

なんだかんだ、頭城へ来てから結構な時間が経ち、もうすぐ台湾滞在も終了間近です。ただ、せっかくなので首都の方も少しばかり見てみようと思い、少しだけ台北で過ごす事にしました。

私が滞在した”頭城”という地域は、観光客が少ないからか、日本や観光客に友好的な感じがするので、場合によっては、初めての観光にもお勧めできるかもしれないです。私は、この数ヶ月後に、台中や台南にも少し行きましたが、それらや台北よりも、こっちのエリアの方が良かったです。

空港からのアクセスも他の都市に比べても難しくなく、一時間ほどで着くのでトイレの心配や不安も少なくて済みます。自然や海、静かな時間を過ごしたい人に良いと思います。ちなみに大体のバスには、充電口もあります。

高速バスを予約し、台北周辺まで出ます。とりあえず、街歩きと簡単な食事だけできればいいかと思い、美術館と飲食店は事前に調べていきました。台北は、頭城とは比べものにならないくらい人口密度が高く、熱気もすごいです。…なので、私には合わない。ちなみに、台湾は南下すればするほど、純粋な台湾の血が多いとの事です。台北は中国人やベトナム人も混ざり、意外と欧米の観光客も多かったです。また、この時の為替は、円高とは言えませんでした。

台湾にきてから色々な食事を体験してきましたが、”鹹豆漿”というメニューが一番美味しかったかもしれない。全体的に台湾の汁物は、塩見や味が薄く、甘味形は激甘です。しかし、私が行った店は味がしっかりしていて、海鮮の出汁が効いていて美味かったです。

私のアストロマップでは、台北は少し乱れます。やはり都会すぎる場所というか、人が密集する場所はあまり合わない。というか日本の人混みもダメなので、私には地方都市の方が合うなと勉強になりました。台北では、美術館や老街散策、龍山寺や歴史的建造物を見学。なぜか、台北から戻った後は、少しホッとしていました。

また思った事は、台湾の食事は全体的に糖質が多いです。お米や小麦麺を使った食事がリーズナブルで非常に美味しいのですが、それが糖質過多の原因になりやすく、私自身も糖質を摂りすぎているなと、当時の体調を振り返ってみて思います。逆に乳製品は高く、肉も高い印象ですねぇ。

公的な統計にも、台湾は東アジアの中でも最も糖質の問題を抱えているとのことで、コマーシャルなどでは、糖質に効くサプリや医療機関の放送が多い印象です。ちなみに、台湾ではスーパーの素材が高いため、自炊するよりも、屋台や飲食店ですませる人が多く、その方が安上がりなのだそうです。市場でまとめて買えば安く済みますが、一人暮らしや共働きの場合は、外食がメインになるそう。

旅は自己投資と言いますが、この時期の旅行は特にそうかなと感じます。水星(旅行)が良いアスペクトを形成した時期は、旅をしてみると、いつも以上の収穫があるかもしれませんね。4ハウスが水星座なので、海や水など自然があるところが癒やされますね。

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仕事と金運を見るなら2ハウスと10ハウス②

前回の続きとして、仕事や金運を見る方法として、まず、仕事に関するハウスをそれぞれ上げました。2ハウスは個人の収穫を示し、10ハウスがその人の社会的な立場を示しています。2ハウスの場合は本人の個性や性質と言ったものも示します。

10ハウスの場合は、その人がどんな社会的イメージを持っているのかを推測ことができます。例えば、金星がある場合は、その人は煌びやかであるか、楽しい人であるか、芸術が好きであるか、または、優しい人であるかもしれません。火星ならば、エネルギッシュで活発な印象かもしれません。

そして、それがそのまま職業に関係する場合があります。ただ、もし10ハウスや2ハウスにしっくり来なければ、11ハウスにも天体がないか見てみるのが良いかもしれません。10ハウスの次は11ハウスになり、10ハウスから二番目ということで、10ハウスの意味としての収入を表します。稼ぎ方についても、ヒントが11ハウスに出てくる場合もあります。

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占星術とアストロマップ台湾編②

何とか目的地に到着したものの、疲労の余韻は残っており、起きてからしばらくは休んでいました。また、事前に調べていたのは宿の事だけだったので、この街や周辺の事情については何も知りません。しかし、朝日と穏やかな波の音は、私の疲れた心を早々に癒し始めていました。

とにかく宿からの眺めは最高だし、田舎なので空気も美味しいし、静かでゆったりした時間が流れる街でした。この”頭城”というエリアは、宜蘭という地域の北東に位置する街でしたが、私はこの地域も台湾についても、ホロスコープでの見解の他、ある程度の歴史的関係がある事以外は、全く知りません。

まず、水が飲みたかったので、近くのスーパーマーケットへ。台湾では水道水は飲むことは推奨されていないので、この買い物が一番厄介です。外は生暖かい風が流れ、12月だというのにやや暑さを感じます。着て来たジャケットをたたみ、15分ほど歩いてお店に到着。しかし、レジでは英語が通じず、翻訳機を使って会計を済ませます。

やはり、生活するなら最低限の現地語は必要ですね。ローカル食堂での注文や会計は少し苦労しました。しかしこのエリア、日本人は全く来ないようです。観光客は、中国人か欧米系が多い気がします。ほとんどの旅行者は首都の台北へ行くでしょうから、こんなマニアックなエリアに来ないのも仕方ありません。

用事をすませ、部屋へ戻ろうとすると「君は日本人ですか?」とフロントマンに英語で聞かれ、そこから一時間くらい話をした後、「もし良かったらこの街を案内するよ」と話してくれたので、そのご好意に甘える事に。翌日から数日間、彼らと食事をしたり、車で観光施設などを案内してもらいました。地元の温泉や食事を楽しみ、ありがたい体験をさせて貰いました。

占星術で見ると、この時の私のソーラーリターン図は、アセンダントが天秤座で、その支配星の金星は4ハウスに在住でした。また、四柱推命では”食神”が流れた年です。いわゆる衣食住を示しますので、美味しい食事や住み良い家に縁ができやすい歳運です。もちろん大運や命式の内容によっても変わります。

また、私が宿泊していた場所は、ホテルや旅館というよりも、空き部屋を所有するオーナーが、その余っている部屋を貸し出すというシステム形態だったのですが、宿泊して数日後に、そのマンションのビルのオーナーが、私を見るや否や話しかけて来てくれたのです。部屋のオーナーではなく、そのビル自体のオーナーです。おそらく噂で出回ったのでしょう。

このマンションは、日本人が泊まったのは初めてだという事と、そして、やはり私が日本人であるという事が興味をひいたのでしょう。ビルのオーナーはカナダにも数年間住んでいたという台湾人夫婦で、英語は流暢でした。

ちなみにこの夫婦は、今回のマンションだけではなく、その周囲にある幾つかのマンションも所有している、ある意味そのエリアの不動産王であったわけです。翌日、あらためてお話しする事になり、フロント前のフリースペースみたいなところで、淹れて貰ったコーヒーを頂きながら、簡単な英語でお話しをさせて頂いた事を覚えています。その後、街を案内してもらったのです。

これを見ると、相性図で3ハウスに冥王星っていうのも、なかなか面白いです。もちろん、水星と金星が重なった時期だというのも大きです。11ハウスのラーフというのもあるかもしれません。連絡先を交換したので、またいずれ縁あれば。

しかし、元々旅行をするというよりも、別の場所で「休息」したり、「ゆっくりしたい」と思って日本を出たので、旅行地が重要というよりも、静かさ、宿の料金、快適さというところが重要でした。ですので、観光について全く調べていませんでした。それでも、未来予測やプログレス法で、金星が重なったり、アセンダントが風の星座(今回は天秤座)になると、交流について縁ができる年になるのかもしれないですね。

宿の近くにタイ料理の店がありましたが、近くを通ると、看板犬のこの子が出迎えてくれます。名前は、ルールーだそうで、3歳くらいだと話していました。日替わりで色々な首輪に変わるので、可愛がられているのでしょう。繋がれていないため、自由に歩き回りながら、のんびり生きているようです。

信号があるところでは止まって、人間と一緒に渡りますし、渡っていいかどうか、ちゃんと目を合わせてきます。ちなみに水星はペットも表すので、水星が良い状態の時は、ペットとの楽しい触れ合いも期待できるかもしれないです。今回は金星となので、ペットも楽しいとなりますね。

このお店の料理も美味しかったです。他にも日本に留学していた夫婦が開いているカフェにも行ってみたり、老街散策、嗜好品、夜市なども体験。旅行目的ではなかったものの、せっかくのご好意だという事で、食べてばかりいたように思います。台北へ続きます。

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