四柱推命の年運と太陽回帰で運気を見る

今年のソーラーリターン(太陽回帰)は、なんとインターセプトがあります。2ハウスの水瓶座と8ハウスの獅子座です。広域星座は、アセンダントの射手座で、また反対側にある双子座になります。この、インターセプトがある場合は、どういう意味になるのでしょうか。

インターセプトは、ホロスコープ上のにある特定の星座とハウスに偏りが出る状況を示します。しかし、インターセプトは、私の本来のチャートにはないので、正確な部分は何とも言えません。しかし、本人の元々のホロスコープチャートで見る場合と、リターン図などで見るのとでは、大なり小なり影響は違うのだと思います。

まず、ソーラーリターン図で見る場合は、誕生日から約一年間ですので、一年間に影響を受ける部分になります。インターセプトが元々あるチャートの持ち主は、人生の中で時間かけながら、じっくりと学んでいくとされています。

特に広域星座については、その星座や支配星について、考える事が多かったり、学ぶことが多い部分とされています。つまり、私の場合、射手座や双子座が表す事柄が、この1年の学びであるかもしれないという推測になります。現に、リターン図が変わってからたしかにその影響を受けています。占星術、おそるべしです。

それはどういう事かというと、双子座というのは、水星が支配星になるため、水星が表す意味を見ることが重要になってきます。水星は通信手段や交通手段、コミュニケーション、あとは小動物なんかも表したりしますが、人間に当てはめると、兄妹(兄弟)という意味もあります。私はリターン図が今年に変わってからというもの、結構気を遣うような事があったり、冷や汗をかくような事もあったりで、疲れを感じた部分もありました。

ちなみに、四柱推命での年運は傷官ですので、まさしく兄妹を示しています。しかも、兄弟の元命は傷官です。ちなみに私の元命は比肩ですので、意見の相違が出てきたりします。また、双子座は、体の部位でいうと、心肺機能や神経系を表すため、それらにも留意していく方が良さそうです。

インド占星術のダシャーシステムでは、影響の強いアンタルダシャーではないものの、プラティアンタルダシャーに土星が来ています。土星は、神経系を表しますし、特に土星の時期は体調に留意しなければなりません。

そして、命式の内容にもよりますが、傷官は通変星の中でもかなり神経質な生剋であり、とくに月柱にある場合は顕著です。神経系ですね。ですので、先ほどの双子座の意味が示すように、類似性があります。プログレスでは、月も12ハウス(静養)にあるため、この1年は、健康維持に努める時期なのだと知らされているようです。

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お見合いや結婚相談所で話が盛り上がる相手を見つけるためのアスペクト

結婚相談所に限った話ではないですが、話が盛り上がる相性というのがあります。結婚相談所やお見合いなどは、基本的に話が合うかどうか?

というのも結構重要な条件ではないでしょうか。もちろんそれだけでは難しい部分はありますが、婚活パーティなどでも、初対面から話や雑談が盛り上がれば、印象に残る相手となる事が多いでしょう。そんな相手をホロスコープの相性から推察することができます。

水星と金星のアスペクトが成立する相手であれば、会話に花が咲く可能性があります。水星は言葉やインターネットでの意思疎通を示し、金星は快楽や楽しみですので、これらがうまい具合にホロスコープ上で配置されている相性であれば、「この人には私の冗談が通じ易い」、「なんか気の合う友人みたいだな」ということが多くなるわけです。一言一言が、面白いと感じやすくなります。

同じく、水星と木星のアスペクトも会話が盛り上がる相手です。木星は拡大を示すので、話が四方八方に飛びやすいですが、いろいろな会話を体験しやすい相性と言えます。特にこれらのアスペクトで、最も影響が強く出るのが0度(コンジャクション)の角度になります。これらは天体同士が同じ星座にあり、強い影響を与え合います。

アスペクトによっては、最初は緊張しやすい面もありますが、これらの星の配置の点数が良かったり、先ほどの天体同士の角度が狭ければ狭いほど(ピッタリ)であれば、その天体の影響が強くなるため、他のアスペクト(話が進まない、緊張しやすいという相性)があっても、優位な影響が出やすいですが、天体の配置から、点数表も参考にします。

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大運印綬の影響

2024年が終わり、2025年が始まりました。昨年の歳運”食神”を終え、本年は”傷官”です。昨年は占い師として活動し始めた年で、甲辰の年でした。驚いたのは、占い師として、一番最初のお客様が、甲辰の方で、相手の方は西方に律音が巡る方だったのが印象的です。

かわって、今年は乙巳となり、私は傷官が巡る歳です。私は、もともと月柱に傷官を持ち、ある程度、この星の吉凶も経験はしていますが、それでも年運で回ると怖いです。一層、気を引き締めて過ごそうと思っております。

また、私のソーラーリラーン図は昨年に切り替わっており、すでにその影響を感じておりました。アセンダントに火星が合ですが、傷が腕に複数できたり、足や頭をあちこちぶつけたり、火星が強い人たちに囲まれ、肉体的にも精神的にも疲労困憊した2ヶ月でした。これも、傷官の影響に似ていますね。ちなみに、ソーラーリターンで見る運気は、それぞれの誕生日で切り替わるので、人によって違います。

話は戻り、四柱推命でみる年運もそうですが、大きく影響するのは大運です。大運はその人が住む世界となり、十年間新しい部屋に住むようなもので、大きくその人の環境を取り囲む運気です。私はいま、大運の切り替わりである接運におり、影響が出ているのかなぁと感じています。

というのも、次回の大運は印綬であり、印綬といえば勉学の星です。特に、伝統的な学問や、そうでなくても祖国に関する分野、指導や教育に関するところに関係があります。ちなみにインド占星術でのマハダシャでは、私の天体は射手座に入っております。射手座も勉学に最も縁が深い星座です。特に外国語や占星術にも縁があります。

私はもともと、外国語が好きで、20代の頃から勉強していましたが、昨年の12月から日本語に関する勉強も始めました。これは印綬の影響だと感じています。余裕があれば、外国語学習についての記事も少しずつ作成していきたいですね。

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