お見合いや結婚相談所で話が盛り上がる相手を見つけるためのアスペクト

結婚相談所に限った話ではないですが、話が盛り上がる相性というのがあります。結婚相談所やお見合いなどは、基本的に話が合うかどうか?

というのも結構重要な条件ではないでしょうか。もちろんそれだけでは難しい部分はありますが、婚活パーティなどでも、初対面から話や雑談が盛り上がれば、印象に残る相手となる事が多いでしょう。そんな相手をホロスコープの相性から推察することができます。

水星と金星のアスペクトが成立する相手であれば、会話に花が咲く可能性があります。水星は言葉やインターネットでの意思疎通を示し、金星は快楽や楽しみですので、これらがうまい具合にホロスコープ上で配置されている相性であれば、「この人には私の冗談が通じ易い」、「なんか気の合う友人みたいだな」ということが多くなるわけです。一言一言が、面白いと感じやすくなります。

同じく、水星と木星のアスペクトも会話が盛り上がる相手です。木星は拡大を示すので、話が四方八方に飛びやすいですが、いろいろな会話を体験しやすい相性と言えます。特にこれらのアスペクトで、最も影響が強く出るのが0度(コンジャクション)の角度になります。これらは天体同士が同じ星座にあり、強い影響を与え合います。

アスペクトによっては、最初は緊張しやすい面もありますが、これらの星の配置の点数が良かったり、先ほどの天体同士の角度が狭ければ狭いほど(ピッタリ)であれば、その天体の影響が強くなるため、他のアスペクト(話が進まない、緊張しやすいという相性)があっても、優位な影響が出やすいですが、天体の配置から、点数表も参考にします。

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大運印綬の影響

2024年が終わり、2025年が始まりました。昨年の歳運”食神”を終え、本年は”傷官”です。昨年は占い師として活動し始めた年で、甲辰の年でした。驚いたのは、占い師として、一番最初のお客様が、甲辰の方で、相手の方は西方に律音が巡る方だったのが印象的です。

かわって、今年は乙巳となり、私は傷官が巡る歳です。私は、もともと月柱に傷官を持ち、ある程度、この星の吉凶も経験はしていますが、それでも年運で回ると怖いです。一層、気を引き締めて過ごそうと思っております。

また、私のソーラーリラーン図は昨年に切り替わっており、すでにその影響を感じておりました。アセンダントに火星が合ですが、傷が腕に複数できたり、足や頭をあちこちぶつけたり、火星が強い人たちに囲まれ、肉体的にも精神的にも疲労困憊した2ヶ月でした。これも、傷官の影響に似ていますね。ちなみに、ソーラーリターンで見る運気は、それぞれの誕生日で切り替わるので、人によって違います。

話は戻り、四柱推命でみる年運もそうですが、大きく影響するのは大運です。大運はその人が住む世界となり、十年間新しい部屋に住むようなもので、大きくその人の環境を取り囲む運気です。私はいま、大運の切り替わりである接運におり、影響が出ているのかなぁと感じています。

というのも、次回の大運は印綬であり、印綬といえば勉学の星です。特に、伝統的な学問や、そうでなくても祖国に関する分野、指導や教育に関するところに関係があります。ちなみにインド占星術でのマハダシャでは、私の天体は射手座に入っております。射手座も勉学に最も縁が深い星座です。特に外国語や占星術にも縁があります。

私はもともと、外国語が好きで、20代の頃から勉強していましたが、昨年の12月から日本語に関する勉強も始めました。これは印綬の影響だと感じています。余裕があれば、外国語学習についての記事も少しずつ作成していきたいですね。

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ホロスコープで相性(男女)が良いとされる配置とアスペクト

太陽と月の合(コンジャクション0度)

ホロスコープを見る時に、最も重要視される天体は太陽と月です。太陽はホロスコープで使われる太陽系の中でも最も大きく偉大な天体です。太陽は王様であり、カーディナルサインでは、中心に位置しています。私たちが見ている通常のホロスコープは、ジオセントリックと呼ばれ、地球が中心になっている図です。しかし、太陽を中心としたヘリオセントリックというチャートがある所を鑑みても、太陽は非常に重要で、最も偉大な天体である事が分かります。

一方、月は地球から生まれたという説も持ち、リリス(ブラックムーン/最も遠い月の軌道)と言った感受点を生み出すまでに強い影響を持ちます。月というのは衛星ながらそれほど強い存在感を持っています。そして、太陽と月というのは、つまり相性においてもとても大事な天体なります。太陽は女性にとって夫を示します。そして、男性にとっての月は妻です。それが同じ場所にあるということは、言わずもがなですね。

水星と水星の合(コンジャクション0度)

水星は左脳的な意思疎通方法を表します。彗星が同じ星座にあり、同じ品位であるということは、水星(意思疎通)のレベルが同じになりやすいという所です。水星のアスペクトが他にどんな天体と形成されているかにもよりますが、これが同じ星座にある事は、重要です。IQが20違えば、話しが通じにくいというのがありますが、そこまでいかずとも、水星の品位が同じである事で、コミュニケーションの仕方が似てきます。

例えば、他の意思疎通方法といえば、月です。相性図で、月と月のアスペクトが良好な場合は、気持ちが通じやすかったり、同じ精神を共有したり、気持ちが似通る傾向がありますが、水星の場合は論理的な思考を表しますので、話しをした時の伝え方が似てたいたり、考え方や思考法が似ています。つまり、話をした時になんとなく相手の言うことが伝わりやすいとも言えます。特に文章で誤解が起こりにくいとも言えます。例えば異国の人でも、合である場合は外国語が拙くてもなぜか伝わりやすいです。

火星と金星の衝(オポジション180度)

ホロスコープで扱われる天体の中で、金星は恋愛、好み、女性(陰)を示し、対する火星は発火、衝動、男性(陽)を表します。火星と金星が強いアスペクトや配置の相性となると、恋愛に関しての事象が強く出てきます。0度のコンジャクションも影響力は非常に強いですが、これが180度であれば、強く意識し合う相性となります。

真横の席(0度)にいる時は心地良さも示しますが、対抗の席にいる場合は、意識と緊張を伴います。対抗にあるアスペクトは、惹き合う力が強いです。自分ないものを持っているため、気になる相手となる反面、合わない部分があるという意味にもなりますが、男女の間でこのアスペクトがあれば、男女として好相性と言えます。そして、これがアングルにあれば、顕著です。

番外編

そもそも相性というのは、複雑です。アスペクトも重要ですが、互いのエレメントを見た時に、自分にない要素を持っていれば、それを補う相手が良いと思う場合もある反面、自分と同じ部分を多く持つ相手に心を開く場合もあります。ですので、天体の配置だけではなく、総合的に判断する必要があります。

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