豪打の火星は場外級

元プロテニス選手の松岡修造さんを西洋占星術で見てみます。

熱い男。時刻が不明瞭なため、不確定ではありますが、火星と月が重なっています。火星は山羊座で高揚していて強いですが、月はおそらく山羊座でデトリメントです。さらに火星と月は山羊座の主星である土星の影響も受けます。そして、月は母や妻でもありますので、火星が強すぎる場合、夫婦関係においては要注意な部分でもあります。

火星は男性的な力、月は精神も示しますので、メンタルが強く、快活であります。また、その火星が太陽とトラインなので、元気であると同時に体も丈夫で免疫力も高い傾向。出生時刻が不明なため、あくまでも月星座が山羊座でコンジャクションの場合です。

土星の影響が出ている場合は、厳しさも増します。山羊座は活動宮。活発で行動的ですが、自分にも他人にも厳しい面があります。ただ月が損傷しているという事は、月の良さが発揮しにくいという事もあります。そして、この月は赤緯でアウトオブバンズになっていますので、影響が強く出過ぎる場合など、予測しにくい。また火星も同じくアウトオブバンズです。

松岡さんの火星は、通常以上の力を発揮できるポテンシャルを持っています。また、この火星は蠍座の太陽ともリンクしていて、集中力と執着力もあります。また乙女座に天体が固まっているのと、守護星の水星が逆行でドラゴンヘッドとオポジション、和合し難く、とても細かい事にも注力しますが、木星の調停が和らげています。

山羊座は骨格や関節を示しますが、この火星は牡羊座の土星とスクエアを形成しており、突然の怪我や故障に見舞われる可能性もあり、特にネイタルで火星が強い場合は、進行図や経過図で土星や天王星が凶角で重なる時期は大怪我をし易い。

また、松岡さんは地のサインがとても強く、風のサインがありませんので、堅実家で努力家でもありますが、自分のアイデンティティ、拘りを重視するところがあります。他人よりも自分といったタイプでもある。

また、二区分で見た時に男性星座の牡羊座の土星を除き、残りがすべて女性星座です。本来であれば、消極的だったり受動的なはずですが、あまりそれが感じられないほどに熱い。ドラゴンヘッドは牡羊座です。牡羊座の守護星は火星であり、火星は山羊座の影響を受けています。

このネイタルのポイントは土星と火星かもしれません。ただ、wikiに記載されている本人の話によると、「普段の自分は計算して演じている」と話している様で、カメラが回っていない所では口数が少ないそうです。

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所有欲と城に住む牡牛座

歌手のEnyaを西洋占星術で見てみます。

表現者としての、水星と金星のセクスタイルを持っています。金星は牡羊座であり、水星は双子座に位置しています。牡羊座の金星は情熱的ですが、デトリメントであります。双子座は器用な星座であり、複数の楽器を使いこなす力がある。彼女は様々な楽器を使用し、自分でレコーディングを行なっていたようです。また、蠍座の海王星とキロンがトラインであり、人を癒す力を持っています。この人の曲はヒーリングにも入ると思います。

海王星は魚座とリンクしており、また魚座にキロン他小惑星が集まっているのと、それぞれ海王星とトラインを形成しています。牡羊座には先ほどの金星と、ベスタやセレスが位置している。歌が金星と海王星を示すなら、牡羊座と蠍座で、情熱的でありメランコリックでもある。またこの海王星は、冥王星ともセクスタイルを取っており、その冥王星はドラゴンヘッドとコンジャクションでリンクしています。

魚座に続いて牡羊座の小惑星が目立つのと、獅子座の火星が水瓶座の木星とオポジションをとっている事、金星と天王星のトラインがある事から、協調性は少なく組織では不和だが、発想を芸術にも活かすことができる。魚座というのは芸術の他に、曖昧や境界線を失くすといった意味もある星座であり、Enyaの独特な曲調は、歌詞や楽器が目立つ様なポップスとは違い、ヒーリングミュージックでもあり、情景が浮かぶ様な曲調は、魚座にあるキロンが効いている感じがします。

冥王星とヘッド合が、最も強い影響を持っています。その冥王星と、ドラゴンヘッドにアスペクトする天体は蠍座の海王星で、火星とリセプション。この強い海王星とアスペクトを取るキロンは小惑星のsingerとコンジャクションしています。歌う事を通じて、癒しを与え、傷を癒す役割を表しています。そして彼女の曲は幻想的です。

ただ、太陽とノードがスクエアなので、隠居的な生き方を好む事もあるかもしれません。また、彼女の太陽は牡牛座にあるので、所有欲や収集癖が強いタイプです。アルバム約8八千万枚を売り上げ、世界的な名声を得た後、ダブリンにあるを購入して実際に住んでいると記事にあります。牡牛座が太陽ということは、所有欲を満たす事が一種のアイデンティティでもあり、最も叶えたい事でもあります。どこか名声や所有物を得る事を人生の目標にしている所があるかもしれない。

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金星と美食

料理研究家のコウケンテツさんを西洋占星術で見てみます。

ネイタルは金星のアスペクトが目立つ印象です。昔は、地上波の世界紀行や料理番組でよく見かけていましたが、最近では益々有名に。東南アジアや西洋各地の料理を食べ歩きながら文化交流を深める番組が好きでした。金星と天王星がトラインを形成しており、外国に楽しみを見出す力がある。先ほどの海外ロケとも関係あるかもしれません。そして、この方は両親がソウルと済州島出身の韓国人。金星は楽しみや快楽を示しますが、食事もやはり一種の快楽です。

その金星に多くの天体がアスペクトをとっており、この場合は食べる事は勿論、楽しい事がとても好きなタイプです。また、天王星に続いて双子座の金星である事と、映像とホロスコープからも分かるのですが、女性が好き、選り好みする所があるかもしれません。本人は金星が多く、容姿も魅力的な雰囲気が漂う。

双子座金星というのもあり、飽きやすい部分もありますが、金星が強い人は、激しい競争は向きにくい印象です。金星は天秤座の主星であり、金星は魚座で高揚しますが、平和的で優しい人が多い。また木星とジュノーが魚座というのもあり、円満な人間関係を望む傾向と、涙脆い面も有る。蟹座の太陽もあって、企業よりかは、少数や家族経営のお店で、競争が少ない環境で料理人はとても合っていますし、同じく蟹座の水星があるため、家庭的な事柄を好み、自宅のキッチンを含め、家がとても好き。

また大衆的なイメージです。そして、土星も蟹座にあります。家族や身内に意識が向かいやすく、そこに大きく責任も感じる。ここまで来ると、やはり四区分では水の性質がとても強いです。感受性も高い人なので、鋭敏な五感で料理を楽しみ、人の気持ちも感じ取ることができます。太陽のドデカテモリーでは魚座です。蟹座と同様、魚座は水のサインで、水を使う仕事や創作系が吉。

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