金星逆行の作家

作家の又吉直樹さんを西洋占星術で見てみたいと思います。

太陽星座は双子座です。ここでの太陽は一点集中での力を出しにくい部分があります。双子座の影響は気が変わりやすい事であり、この分散する興味よって、太陽は力を本領を出し難い。とくに習近平とは変わり、度数がペレグリンとなり、迷いやすい傾向があります。この場合の双子座は、幾つかの自分をオリジナリティとして見出して行くことになります。

またノースノードは獅子座です。テイルが水瓶座になりますが、生まれ変わる前、この水瓶座が象徴する過去世で鍛えられた、集団の中での協調力というのを元々の才能として持っている方です。集団の中で生きていく事が得意ではありますが、今回のドラゴンヘッドの獅子座は、その集団の中への貢献を個人の力を存分に発揮して、貢献する事がテーマです。

又吉さんは学生時代にスポーツを通して集団の中で個人の力を発揮しています。又吉さんは火星が強い配置であり、ある種のカリスマ性、左利きという個性等、才能を発揮して国体にレギュラーとして出場。獅子座の木星とドラゴンヘッドが合であり、獅子座的な生き方をすることによって非常に発展し、幸福になる。サビアンシンボルは、獅子座の23度で、芸術的な創造力、自己表現、個性的創作を表しています。

水星と金星のコンジャクションや水星と木星のセクスタイルがあり、執筆業は適職で、しゃべる事仕事は勿論、芸人も適職。この水星には金星と木星以外にアスペクトがないため、証券系や金融系以外、美に関わる営業にも向いていると思います。

特に木星のドラゴンヘッドが絡んでいる事から、それを活かす事が自分の発展に繋がります。蟹座に金星があるため、地元や故郷への愛着があるタイプですが、金星が逆行しています。金星の逆行は自分の価値観が、他人のもつそれとは迎合しがたいものであり、自分の価値観を高めるよりも、気に入らないものを取り去っていきます。金星の逆行は自分の美的価値観を見出す事が遅くなりますが、残った価値観を大切にします。

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双子座の二面性

中国の国家主席、習近平を西洋占星術で見てみたいと思います。

太陽星座は双子です、この太陽は火星とコンジャクションしています。双子座は二面生のある星座で、気が変わりやすい星座であり、ここに目的を示す太陽があると力を発揮しにくいかもしれません。太陽は集中する事で効果を発揮して行きますが、双子座の影響によって持続性が薄れやすい。しかし、この双子座は20度を超えており、ペレグリンとはなりません。

この双子座の迷走感を上手く調整してくれます。また蟹座の0度に位置するアウトオブバンズの火星が太陽と合になっており、野心家としての持続的で強いエネルギーを生み出します。太陽とドラゴンヘッドのドデカテモリーは共に魚座で、そのままの意味ですと中国の国家主席らしくない様な感じがします。

ただ、公式的な記事を簡単に見てみると、彼の性格は穏やかであると言った内容が綴れている記述がいくつかありました。彼のホロスコープは、蟹座や双子座に主要天体が位置していますが、太陽のディスポジスターを見てみると水星にたどり着き、蟹座です。

人生観を示す太陽が蟹座に位置する水星によって行動を促されている傾向があるとすると、この蟹座の水星は共感力がある反面、苦手なものを排除する傾向も出てきます。コンジャクションしている火星が太陽に強く影響すれば、残酷な面が出てくるのかもしれない。

またこの水星は双子座の支配星です。双子座は二面生があると言えばそれまでかもしれませんが、習近平は算命学では火の性質が最も強く出ている事から、火星の位置やアウトオブバウンズも影響しているかもしれない。また太陽や火星に対しては冥王星や海王星などの凶星と呼ばれる天体が良好なアスペクトを形成している。

このホロスコープは隣の星座のルーラーがそれぞれの近くに配置されているのと、オーブ10度で取った時、月とドラゴンテイルがコンジャクションしています。月は蟹座の支配星であり、合となると幼少期や母親や妻、精神面で何かしら強い影響が出ているかもしれない。また出生時刻が判明し、月のハウスが蟹座であった場合、二面生を示唆する場合があります。

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蟹座の優しさと山羊座の厳しさ

アメリカ在住でプロボディビルダーの山岸秀匡さんを西洋占星術で見てみたいと思います。

まず、太陽は蟹座です。太陽は自立性や行動様式を示しますが、太陽の蟹座はペレグリンです。蟹座は集団がテーマである事が多く、組織の中にいる自分からアイデンティティを確立しますが、太陽は独立を意味する天体でもあり、この太陽は迷い易く、葛藤を経験します。

しかし、蟹座のエネルギーは強く、確実に太陽に影響を与えます。これらの影響は、ホロスコープの持ち主が自分が所属する集団を守り抜き、その組織のリーダーとして位置すること、組織を保護していく役割を担うように誘導していきます。それがやがてこの太陽のアイデンティティを確立していきます。

ただ、山岸さんはドラゴンテイルが蟹座になります。つまり太陽とコンジャクションになるわけですが、ドラゴンヘッドがある山羊座とオポジションにもなります。今世ではドラゴンヘッドが示す事柄に取り組むべく生まれた訳ですが、太陽にテイルが重なり蟹座にあるという事は、そこに拘りがあるという事でもあります。

蟹座のテイルは、強い共感力を持ち、感情的に人と繋がる事、他人を世話する事を得意とします。その過去世からの才能を生かして、今は外国でジムを経営されています。山羊座のドラゴンヘッドは個人の力量を発展させていくテーマでもあります。山羊座は独立や責任者を意味し、経営は山羊座の分野でもあります。ボディービルの指導というのは、ただ優しく共感したり世話をするだけではなく、自立心や責任感を養う方向で具体的なアドバイスをされているという事でしょう。

また個人的な見解ではありますが、太陽とノードが重なっているネイタルを持つ人は、東洋や西洋問わず、海外に興味があったり、遠方への旅行や移住を検討したり実際にしている人が多い印象です。本来海外関連については射手座や水瓶座、それらの支配星とホームグラウンドのハウスが印象的ですが、ドラゴンヘッドやテイルは外国も表す事もあるため、

配偶者や恋人が外国人であったり、もしくは住環境が異質な場所になりやすいという事でもあるのかもしれません。コッホで出しているためハウスや月のアスペクトや位置は全く参考にしていませんが、太陽は重要だと思います。海外移住に関しては、射手座か感受点を見ると良い気がします。

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