干合と官星

line占いでの配信①:

今回は、縁ある相手に出会う時はどういう時なのか?という事について配信致します。

四柱推命や西洋占星術では縁が強い相手と出会う時期というのをある程度予測する事ができます。例えば四柱推命では、干合(自分の干支と特定の干支が合致する事)が巡る年や、正財や正官の年に出会う事が多いです。

そして、この干合というのは、変化のリズムです。特に私生活を表す場所に干合が流れる年は、私生活が良くも悪くも変化しやすいという性質を持ちます。そのような意味で、結婚や恋愛を示す事が多いです。

しかし、この時の人物が結婚相手ではなくても、人生で重要な人となる事も多いです。西洋占星術では、女性にとっては太陽が夫を表し、男性にとっては月が妻を表します。これがホロスコープ上で重要な天体や感受点に重なる時期は、重要な時期となる事があります。

また、パートナーというのは、ホロスコープでは7ハウスも担当しています。例えば、この7ハウスの守護星が火星であった場合、火星という星がその方の配偶者やパートナーを表し、そしてこの火星が運気の流れの中で、先ほどの重要な天体と角度を形成する時期というのも、重要な時期となります。

インド占星術でも同様です。また、ホロスコープは12ハウスまでありますが、1ハウスは自分自身であり、7ハウスというのは、1ハウスの真反対にあるため、パートナーというのは、ある種の鏡であり、自分にないものを持ちながら、普段の蓋をしている自分自身でもあります。他にも、結婚や恋愛に重要な小惑星などもありますが、それが重なれば重なるほど、縁が強いと言えます。

line占いでの配信②:

皆様、こんにちは。

今回は、四柱推命において官星を持つ人についてお話しします。四柱推命では、自分の命式の中で、干支の組み合わせによって、自分がどう言う性質をもっているか、というのを通変星(生剋)という形で表しています。この通変星というのは、自分の頭である日干という部分を源としています。

例えば、”壬”という日干がある場合、命式の中に”丙”という干支から見ると偏財という通変星ができ上がります。”庚”という日干の場合、庚と丙が組み合わさると、偏官という通変星ができあがります。干支はそれぞれ違うため、一人一人がオリジナルの命式を持っているのですね。その中でも、官星(正官と偏官)という星は、簡単に言うと自制心や協調心、向上心を示します。

今回の例として、日干(庚)に対して、丙という干支ので見る場合は、剋すという関係になるため、自制するように影響する組み合わせです。庚は金であり、丙は火になりますので、火によって金が溶かされるからです。そして、これが強い命式の場合は、強い自制心を持つため、自分を律する事ができます。

それは仕事でも、恋愛でもです。ただし、これが強く出過ぎている場合は、自制心が強くなりすぎて、いわゆる真面目すぎたり、高みを目指しすぎたり、これによって他人の目を強く意識するようになってしまいます。

あまりにも自制心が強い場合は、心の問題や、自分に対して厳しくしすぎてしまう傾向が出てしまいます。例えば、先ほどの庚の人の場合は、丙が大きく影響する運気に入ると、それが強まる運気になりますので、注意が必要になります。

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占い師になる時と夢の話について

占い師になったのは2024年の4月だったが、2023年の11月末位から12月初旬ぐらいに応募書類を送った。そこで実際に占い師となり、活動を開始する前の話。

2023年の夏、私は何人か占い師へ鑑定を依頼していて、その中で海外に在住している占い師の人の鑑定を受けていた時期。その後も連絡を続けながら、占星術の話や海外での生活について話をする機会があったのだが、それより少し前の6月ぐらいに、私は夢を見た。

その夢は、作業服を着た若い髪を染めている女性が、私に名刺を渡すという内容だった。私には霊感はないが、はっきりとした夢や、鮮やかな背景の夢というのは、私にとっていつも印象的であり、その夢の意味を調べていた。そこで、名刺をもらう夢というのは、色々な心理的な意味があるが、その人の力によって、仕事または学問について運が広がるという意味があるよう。

最初、この意味がその占い師のことを指しているのか考えていた。しかし、仕事を得たのはその担当者のおかげでもある。ただ、もちろんそれが考えすぎであり、そうでない場合もある。その夢のあと、数ヶ月して今の担当者に出会ったのだ。また、先ほどの占い師の人も、この担当者も、どちらも私の命式と共通している事がある。その先生は日座冲殺を持ち、担当者の女性も日座冲殺をもっている。

そして、私にとってその干支は、私の命宮(紫微斗数で使われるが、四柱推命でも使われる事がある)でもあり、不思議で、なかなか面白い。何にせよ、同じ干支というのは、60分の1の確率なのだから。ちなみになぜ、夢の中の女性が作業服なのか?というのは、私が当時、不動産や建設関係で事務をしていた時期だったから、毎日目にしていたから、だと思う。

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鬼門関殺と魁罡殺を持つ身として思う事

漢字の並びからしてとても怖い雰囲気ですが、私の命式ではこの両者が成立しています。

鬼門関殺は、命式の日支と十二支の特別な組み合わせで成立し、また、行運によっても該当する支が巡ってくる場合に成立します。鬼(神霊)が通過する道であるため、あまり良くないとはされていますが、何事にも陰陽がある所を鑑みれば、何かしら有益な所があるもの。例えば、霊道であるので、インスピレーションに関係する利益などがあるようです。

鬼門関殺にもいくつか種類があるようですが、私の場合は、魁罡殺もあるので、なおのことキツと思うことも多かったです。だから、占星術に出会ったのだと思います。本当に果てしない人生を送っている感じがします。特にインド占星術で見る大運のケートゥ期は、配置が悪かったので非常に辛い時期だった事を覚えています。

でも、そうは言っても、鬼門関殺を持つ人はまぁまぁいるんじゃないかなぁ、と思う。書籍にもよるそうなのですが、日支を基準とし、月支年支、時支の範囲まで見るため、結構な成立数だと思う。そんな命式と一緒に人生を重ねれば、人生にとって解脱というテーマは尊いと感じれるようになるのかもしれない。それを確証付けるかのように、木星とケートゥも私の12ハウスで手を組み踊っています。

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